2006 CMO Summits CMO CouncilCMO Council MembershipContact CMO Council
East Meets West
 
  2006 Asia Pacific CMO Summit Agenda  
2006 Asia Pacific CMO Summit Sessions
2006 European CMO Summit Sponsors
2006 Tokyo CMO Summit Home
   
Sessions
 

:: アジア環太平洋、およびグローバル市場おけるナショナルブランドに対する認識の変化
:: セールスとマーケティングの最適融合の重要性
:: 新規市場参入とアジア向け成長戦略
 
 

アジア環太平洋、およびグローバル市場おけるナショナルブランドに対する認識の変化
CMOサミット・テーマ・スピーチ

急速に成長を遂げる中国、インド、台湾、韓国などの国々は、主要産業部門における各々のナショナルブランドのあり方、認識を再構築すると共に、国際市場におけるそれらナショナルブランドの位置付け(序列)に大きな変化をもたらしている。アジア地域の新興国の多くは、これまでの日本、欧州、および北米企業によって独占状態であった家電、自動車、コンピュータ、ネットワーク機器機器、ソフトウェア開発、研究開発、コールセンター業務、ビジネス・アウトソーシング等の分野で、市場で、高い競争力、テレコミュニケーション、家庭を発揮するまでに成長を遂げてきた。

一方で、アジア各国は、自国消費者の購買能力が醸成・向上すると共に、国際的なブランドや欧米の企業にとって非常に魅力的な市場に成長している。欧米からの観光客は、シンガポールやタイ、ベトナム、マレーシア、中国、オーストラリア/ ニュージーランドなどの魅力的な観光地へ、手頃に訪れることが可能になり、多数のアジアン・ブランドに馴染むことが出来るようになった。 同様に、アジアの消費者は、旅行やエンターテイメントなどのライフスタイル、革新的な製品、また優れた双方向モバイル・サービスなどのまったく新しい欧米文化の自国への導入に期待をよせている。本プレゼンテーションでは、「ナショナルブランドが、アジア各国の消費者にどのように認識されているか」についての研究成果、有益な情報が発表される予定。

 
 

セールスとマーケティングの最適融合の重要性
パネルディスカッション #1
10月24日 4:30pm−5:455pm

グローバル企業において、マーケティングとセールスは伝統的に対極に位置する。長年にわたり、マーケティングとセールス間で存在する確執は、企業が自社の競争力を高め、成長することを妨げる原因となった。

企業の競争力とは、競合他社の情報、製品開発、技術革新、ライフサイクル管理、潜在顧客へのリードの獲得、既存顧客の保持と満足度向上などビジネスには不可欠な要素。

企業のマーケティング担当者は、営業組織において自分たちの影響力と信頼性の低さを認識と共に、営業チームを利己的で、中長期のビジョンが欠如している組織と捉えている。その一方で営業組織は自分たちを不可欠な存在であると過大評価する傾向があり、マーケティング担当者を「顧客獲得」、「売上げ向上」などの「現実」を理解しない人種と捉えている。また、営業組織は、顧客や商品、有効な営業サポートに対するマーケティング担当者の理解が希薄であると感じている。
昨今、マーケティングとセールスの最適融合の重要性に対する認識は、企業において高まりつつあるが、一方で実践できる段階でないと言わざるをえない。マーケティングは、営業効率を向上させるため以下の役割を果たす必要がある。

  • 営業機会を創出する営業サポートインフラの構築
  • 顧客との情報交換を通じて、より戦略的な販売促進プランの考察・提案
  • 顧客のニーズを理解・熟慮し、購買・導入の複雑さを軽減し、顧客の意思決定を迅速化
  • 既存の顧客ニーズさらに理解、疎遠になった顧客との関係を回復
  • 販売とマーケティングの協業の「ボトルネック」の存在の認識
 
 

新規市場参入とアジア向け成長戦略
パネルディスカッション #2
10月24日 5:00pm−5:20pm

「貿易収支の黒字化」、「インフラ構築・整備への投資の拡大」、「消費者支出の増大」など、アジアの新興市場は著しい成長を遂げる。グローバル企業は、それらの市場において新しいビジネスチャンス創出を狙う。金融サービス、飲食サービス、ぜいたく品、コミュニケーション、コンピュータ、交通、旅行の分野における新規のビジネスチャンスの可能性は、グローバル企業のマーケティングおよびビジネス開発の部門への投資を促す。

しかしながら、企業にとってアジア市場への新規参入は、自社の製造パートナーやサプライ・チェーンパートナーとの競合を意味する場合が多々ある。現地のマーケティング専門家のリクルートは困難な作業。また、アジアの複雑なビジネス慣習や慣例は、外国のマーケティング担当者を困惑させる。

本セッションでは、アジアにおいて成功の収めたグローバル企業のマーケティング担当者が、「現地パートナーとの付き合い方」、「アジアにおける携帯端末のビジネスへの有効活用法」、「マーケティング組織/活動の構築と、理想的マネージメント方法」、「顧客リレーションの構築/保持」などについて議論する。

 
 
 
 
 
 
   © 2006 CMO Council | Privacy | North American Summit | European Summit | Summits Home
Tokyo CMO Summit Home