「東西の出会い」 - 異文化の融合 -
急速に成長を遂げる中国、インド、台湾、韓国などの国々は、主要産業部門における各々のナショナルブランドのあり方、認識を再構築すると共に、国際市場におけるそれらナショナルブランドの位置付け(序列)に大きな変化をもたらしている。アジア地域の新興国の多くは、これまでの日本、欧州、および北米企業によって独占状態であった家電、自動車、コンピュータ、ネットワーク機器、テレコミュニケーション、家庭機器、ソフトウェア開発、研究開発、コールセンター業務、ビジネス・アウトソーシング等の分野で、市場で、高い競争力を発揮するまでに成長を遂げてきた。
一方で、アジア各国は、自国消費者の購買能力が醸成・向上すると共に、国際的なブランドや欧米の企業にとって非常に魅力的な市場に成長している。欧米からの観光客は、シンガポールやタイ、ベトナム、マレーシア、中国、オーストラリア/ ニュージーランドなどの魅力的な観光地へ、手頃に訪れることが可能になり、多数のアジアン・ブランドに馴染むことが出来るようになった。 同様に、アジアの消費者は、旅行やエンターテイメントなどのライフスタイル、革新的な製品、また優れた双方向モバイル・サービスなどのまったく新しい欧米文化の自国への導入に期待をよせている。本プレゼンテーションでは、「ナショナルブランドが、アジア各国の消費者にどのように認識されているか」についての研究成果、有益な情報が発表される予定。 |